【花粉症対策】つらい鼻水に!医師がすすめる「食事」と「保険適用の注射」の話

栄養ブログ

こんにちは!くぼたクリニック松戸五香の管理栄養士です。

春先や季節の変わり目、**「鼻水が止まらない!」「くしゃみで夜も眠れない…」**と悩んでいませんか?今、花粉症でつらい思いをしてクリニックにいらっしゃる方がとても増えています。

実は、花粉症のつらい症状は、お薬だけでなく**「毎日の食事」**でも予防・軽減できる可能性があるのをご存知ですか?

今回は、当院の窪田院長のアドバイス(医師のすすめ)をもとに、花粉症のメカニズムから、つらい時期を乗り切るための食事術、そして当院で行っている「保険適用の注射治療」まで、中学生の皆さんにもわかるようにやさしく、そして詳しく解説していきます!

花粉症とは?どうしてアレルギー症状が出るの?

まずは、敵を知ることから始めましょう!そもそも、花粉症とは一体何なのでしょうか?

花粉症が起こる仕組み

花粉症は、体の中にある「免疫(めんえき)」というシステムが、少し過剰に反応してしまうことで起こります。 私たちの体は、ウイルスなどの「ばい菌」が入ってくると、それをやっつけて外に追い出そうとします。これ自体はとても素晴らしい機能です。

しかし、本来は体に害のないはずの「花粉」が鼻や目に入ってきたとき、体が**「大変だ!敵が入ってきた!」**と勘違いして、激しく攻撃してしまうことがあります。これが花粉症の正体です。

代表的なアレルギー症状

花粉を体の外へ追い出そうとするため、以下のような症状が現れます。

  • 鼻水・鼻づまり: 花粉を鼻水と一緒に洗い流そうとしたり、鼻の中を腫らして花粉を中に入れないようにする防御反応です。
  • くしゃみ: 鼻に入った花粉を、強い空気の力で外へ吹き飛ばそうとします。
  • 目のかゆみ・充血: 目についた花粉を涙で洗い流そうとする反応です。

どれも体を守るための反応とはいえ、日常生活に支障が出るほどだと本当につらいですよね。

医師が解説!花粉症対策の「医学的コンセンサス」

ここで、窪田院長から教わった「医学的なコンセンサス」についてお話しします。コンセンサスとは、**「お医者さんや科学者の間で『これは正しい』と意見が一致している共通認識」**のことです。

アレルギーと「腸内環境」の深い関係

現在、医学の世界で広く言われているのは**「免疫細胞の約7割は『腸』に集まっている」**ということです。 つまり、腸の調子(腸内環境)を整えることが、免疫の暴走(アレルギー反応)を抑えるための大きなカギになる、というのが医学的な共通認識なのです。

だからこそ、腸に直接届く**「食事」**が、花粉症対策として非常に重要になってきます。

管理栄養士が教える!花粉症におすすめの成分と食事術

それでは、具体的にどのような成分や食事をとればいいのでしょうか?今日からスーパーで買えるおすすめの食材を紹介します!

積極的にとりたい3つの成分

1. 乳酸菌・ビフィズス菌(善玉菌を直接増やす)

腸の中にある「善玉菌(ぜんだまきん)」を増やして、腸の働きを良くしてくれます。善玉菌が増えると、免疫のバランスが整いやすくなります。

おすすめの食べ物
  • ヨーグルト
  • 納豆
  • キムチ
  • お味噌などの発酵食品

2. 食物繊維(善玉菌のエサになる)

乳酸菌をとるだけでなく、その菌たちが腸の中で元気に活動するための「エサ」をあげることも大切です。それが食物繊維です。

おすすめの食べ物
  • 野菜類(ごぼう、ブロッコリーなど)
  • きのこ類(しいたけ、えのきなど)
  • 海藻類(わかめ、ひじきなど)
  • オーツ麦や玄米

3. EPA・DHA(アレルギーの炎症を抑える)

オメガ3系脂肪酸と呼ばれる良質な油の成分です。鼻の粘膜の「炎症(赤く腫れること)」を抑えて、症状を和らげる効果が期待できます。

おすすめの食べ物
  • 青魚(サバ、イワシ、サンマなど)
  • ※お魚が苦手な方は、えごま油やアマニ油をお味噌汁に少し垂らすのもおすすめです。

食事改善の3ステップ

いきなり全部を変えるのは大変なので、以下のステップで進めてみましょう!

  • ステップ 1: 朝ごはんに「ヨーグルト」か「納豆」をプラスする! ➔(まずは腸に良い菌を送り込みましょう)
  • ステップ 2: お味噌汁に「きのこ」や「わかめ」をたっぷり入れる! ➔(菌のエサになる食物繊維を追加します)
  • ステップ 3: 週に2〜3回は、お肉ではなく「お魚(サバ缶でもOK)」のおかずにする! ➔(炎症を抑える良質な油を取り入れます)

毎日のちょっとした工夫が、皆さんの体を花粉から守るバリアを作ってくれますよ。

食事だけじゃつらい…そんな時は医療の力を!

ここまで食事の大切さをお伝えしてきましたが、花粉の量が多い日や、どうしても症状がひどい時は、無理をせずに医療機関を頼ってください。

当院でできる「保険適用の注射治療」

くぼたクリニック松戸五香では、飲み薬や点鼻薬に加えて、花粉症に対する注射治療も行っております。しかも、これらは**「保険適用(健康保険が使える)」**で行えます。

ヒスタグロビン注射

アレルギー反応を起こす原因となる物質に対する抵抗力をつけ、アレルギー体質そのものを改善していくことを目的とした注射です。定期的に打つことで、症状が出にくい体づくりをサポートします。

ノイロトロピン注射

神経に働きかけて、過敏になっている神経を落ち着かせることで、くしゃみや鼻水などのつらいアレルギー症状をスッと鎮める効果が期待できる注射です。

※注射の頻度や回数は、患者様の症状に合わせて医師が丁寧に診察・ご提案します。「毎年、花粉症の時期は薬を飲んでもボーッとしてつらい…」という方は、ぜひ一度ご相談くださいね。


いかがでしたか? 花粉症は本当につらいですが、**「体に良い食事」「適切な医療」**を組み合わせることで、春の季節も明るく楽しく、快適に過ごすことができます。

鼻水や目のかゆみでお悩みの方は、いつでも「くぼたクリニック松戸五香」にご来院ください。思いやりの心で、皆さんの健康をサポートさせていただきます!

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