保険診療

とびひ(伝染性膿痂疹)

とびひ(伝染性膿痂疹)について

  • 「虫刺されを掻いていたら、じゅくじゅくした水ぶくれが増えてきた」
  • 「かさぶたが体のあちこちに広がっている」

このような症状は、一般的に「とびひ」と呼ばれる皮膚の細菌感染症(伝染性膿痂疹:でんせんせいのうかしん)の可能性があります。火の粉が飛び火するように、あっという間に全身へ広がってしまうことからこの名前がつきました。

くぼたクリニック松戸五香では、お子様から大人の方まで、痕(あと)を残さずきれいに治すための治療を行っています。

とびひの原因と症状

とびひは、黄色ブドウ球菌やレンサ球菌などのありふれた細菌が原因です。虫刺され、あせも、擦り傷などの小さな傷口から細菌が入り込み、繁殖することで発症します。

主な症状

かゆみの強い水ぶくれ、皮膚のめくれ、厚いかさぶた等。

広がる理由

患部を掻いた手には大量の菌が付着します。その手で他の部分を触ることで、次々と新しい感染巣を作ってしまいます。

当院の治療方針

とびひは自然治癒を待つのではなく、お薬を使って「菌を退治する」ことが治療の近道です。

抗生物質による治療(内服・外用)

原因となっている細菌に効く抗生物質の飲み薬と塗り薬を使用します。

通常は治療開始から3〜4日程度で患部が乾いてきますが、もし改善が見られない場合は「耐性菌(通常のお薬が効きにくい菌)」の可能性があります。その場合は、細菌の種類を調べる検査を行い、お薬の種類を変更するなど迅速に対応します。

最後まで飲みきることが大切

見た目がきれいになっても、菌がまだ残っていることがあります。再発を防ぐため、処方された抗生物質は医師の指示通りに最後まで飲みきってください。

ご家庭でのケアと注意点

治療効果を高め、周囲への感染を防ぐために、以下の点にご注意ください。

患部を清潔に保つ

お風呂(シャワー)は入っていただいて構いません。石鹸をよく泡立て、患部をこすらないように手で優しく洗い、シャワーでしっかりと流してください。

接触感染を防ぐ

タオルやバスマットは家族との共用を避け、患部を拭くときは使い捨てのペーパータオル等を使うか、一番最後に拭くようにしましょう。

いじらない

水ぶくれやかさぶたを気にして触ったり剥がしたりすると、治りが遅くなるだけでなく、さらに範囲を広げてしまいます。患部をガーゼ等で覆い、直接触れないように工夫しましょう。

登園・登校について

とびひは感染力が強いため、病変が広範囲でジュクジュクしている間は、プールや水遊びはもちろん、登園をお休みしていただく場合があります。

患部が完全に乾いていれば登園可能なケースも多いため、医師の診断を受け、適切な処置を行うことが重要です。

あせもや虫刺されがなかなか治らないと感じたら、とびひが悪化する前に、早めにくぼたクリニック松戸五香へご相談ください。


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この記事の監修医師
  • 医療法人社団思いやり 理事長
  • くぼたクリニック松戸五香 院長
  • 日本泌尿器科学会専門医・指導医

現在、医療法人社団思いやりの理事長として、3つのクリニックを経営している。
年間25,000人の診察を行う現役泌尿器科専門医であり、YouTubeでわかりやすい病気の解説も行なっている。

フジテレビ「イット」やNHK「あさイチ」など、数多くのメディアに出演。
専門分野は、前立腺がん、前立腺肥大症、ED治療、男性更年期障害。著書に「EDかなと思ったら読む本」(自由国民社)などがある。