保険診療

粉瘤(ふんりゅう・アテローム)の治療

粉瘤(ふんりゅう・アテローム)の治療について

「皮膚の下にまたしこりができた」「背中や耳の後ろに小さなおできがある」 こうした症状は、医学的には粉瘤(ふんりゅう)、あるいはアテロームと呼ばれる良性の皮膚腫瘍かもしれません。

くぼたクリニック松戸五香では、粉瘤に対して「できるだけ傷跡を目立たせない」ことに重点を置いた治療を行っています。

粉瘤(アテローム)とは?

皮膚の下に袋状の組織ができ、その中に本来は垢(あか)として剥がれ落ちるはずの角質や皮脂が溜まってしまう病気です。

自然に治ることはほとんどなく、放置すると徐々に大きくなる傾向があります。また、袋の中に細菌が入ると赤く腫れ上がり、強い痛みを伴う「炎症性粉瘤」となることもあるため、適切なタイミングでの治療が望まれます。

当院の治療方針・手術について

当院では、患者様の身体的負担と、術後の「見た目の美しさ」を最優先に考え、主に以下の方法で治療を行っています。

傷跡を最小限に抑える「くり抜き法(へそ抜き法)」

炎症を起こしていない通常の粉瘤に対して、当院が第一選択として推奨しているのが「くり抜き法」です。

特殊な器具を用いて皮膚に小さな丸い穴を開け、そこから皮膚下の袋をきれいに取り出す手法です。

メリット

従来の手術(皮膚を大きく切って縫う方法)に比べ、傷跡がニキビ跡程度で済み、目立ちにくいのが特徴です。

回復が早い

傷口が小さいため、術後の回復期間も比較的短く済みます。

※当院では、大きな傷跡が残りやすい「切開法(摘出術)」ではなく、この低侵襲な「くり抜き法」による根治を目指しています。

急な痛みや腫れへの対応(切開排膿)

すでに粉瘤が赤く腫れ上がり、膿(うみ)が溜まっている場合は、無理に摘出手術を行うとかえって傷が大きくなったり治りが遅くなったりします。

そのため、まずは少しだけ切開して中の膿を出し、痛みと炎症を鎮める処置(切開排膿)を行います。袋の摘出が必要な場合は、炎症が完全に治まってから改めて計画します。

このような方はご相談ください

  • おできが繰り返しできて困っている
  • しこりが徐々に大きくなってきて不安だ
  • 手術の傷跡をできるだけ小さくしたい
  • 過去に他院で「大きく切る必要がある」と言われて治療をためらっている

粉瘤は良性の腫瘍ですが、ご自身で潰してしまうと細菌感染のリスクが高まり、治療が長引く原因となります。

気になった段階で、お気軽に当院までご相談ください。丁寧な診断の上、最適な治療プランをご提案いたします。


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この記事の監修医師
  • 医療法人社団思いやり 理事長
  • くぼたクリニック松戸五香 院長
  • 日本泌尿器科学会専門医・指導医

現在、医療法人社団思いやりの理事長として、3つのクリニックを経営している。
年間25,000人の診察を行う現役泌尿器科専門医であり、YouTubeでわかりやすい病気の解説も行なっている。

フジテレビ「イット」やNHK「あさイチ」など、数多くのメディアに出演。
専門分野は、前立腺がん、前立腺肥大症、ED治療、男性更年期障害。著書に「EDかなと思ったら読む本」(自由国民社)などがある。