こんにちは!
くぼたクリニック松戸五香です。
秋が深まり、朝晩は少しずつ冷え込むようになってきましたね。
この時期になると、
「夏よりトイレが近くなった気がする」
「夜中にトイレに起きることが増えた」
と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、寒さとトイレの近さには関係があります。
主な理由のひとつが、寒さによる血管の収縮です。
寒い環境では、体温を逃がさないように全身の血管が収縮します。
すると、血液が体の中心部分に集まりやすくなり、腎臓に流れる血液量にも変化が生じます。
その結果、尿が作られやすくなり、トイレが近くなることがあります。
また、暑い季節と比べて汗をかく量が少なくなるため、体から汗として出ていく水分が減り、尿として排出される水分が増えることも理由のひとつです。
秋冬は、温かいお茶やコーヒーなどを飲む機会が増えますよね。
コーヒーや緑茶などに含まれるカフェインには利尿作用があるため、摂取量が多いと尿が近くなる原因になることがあります。
ただし、「トイレが近いから」といって水分を極端に減らすのはおすすめできません。
水分不足は尿が濃くなる原因となり、膀胱への刺激につながることもあります。
のどが渇いていなくても、適度に水分をとることを心がけましょう。
寒くなってトイレが近くなること自体は珍しくありません。
しかし、
・急にトイレが近くなった
・排尿時に痛みがある
・尿が濁っている、血が混じる
・残尿感がある
・尿が出にくい
・夜中に何度もトイレに起きてしまう
・尿が漏れてしまう
などの症状がある場合は、単なる寒さだけが原因ではない可能性があります。
膀胱炎や過活動膀胱、前立腺の病気など、さまざまな原因が考えられます。
「年齢のせいかな」「寒いから仕方ないかな」と我慢せず、気になる症状が続く場合は、一度医療機関へご相談ください。
気温が下がると、トイレが近くなるのは体の自然な反応のひとつです。
とはいえ、「いつもと違う」「生活に支障がある」と感じる場合には、何か別の原因が隠れていることもあります。
これからますます寒くなっていきますので、体を冷やしすぎないようにしながら、適度な水分補給を心がけて過ごしましょう😊
気になる排尿症状がありましたら、どうぞお気軽にご受診ください。
