こんにちは。くぼたクリニック松戸五香、院長の窪田徹矢です。
「今年のインフルエンザは、もう流行しているの?」「ワクチンはいつ受ければいい?」と気になっている方もいらっしゃると思います。今回は、2026年秋の公的な発生状況を確認しながら、ワクチン接種と日常の備えについてお話しします。
当院では、2026年10月1日からインフルエンザワクチンの接種を開始しています。この記事の後半に、料金・対象・予約方法と、参考になるYouTube動画をまとめました。
2026年の流行の特徴:冬を待たず、秋から備えを
9月の時点で、全国・千葉県ともに患者報告があります
厚生労働省が2026年10月2日に公表した第39週(9月21日〜27日)の資料では、定点医療機関1か所あたりの報告数は、全国で7.17人、千葉県で9.76人でした。全国の前年同時期は1.04人で、今年は秋の段階から注意が必要な状況です。
一方で、直前の第38週は全国8.48人、千葉県14.36人でした。最新週は前週より減少していますが、これだけで流行が終わったとは判断できません。地域差や週ごとの変化があるため、「冬になってから考えよう」と先延ばしにせず、接種の予定を立てておきましょう。
※定点当たり報告数は、指定された医療機関1か所あたりの報告数で、住民全体の感染率ではありません。数値は2026年10月4日時点で確認した公表資料に基づきます。厚生労働省・第39週の発生状況
一度かかった方も、今シーズンの予防を考えましょう
インフルエンザにはA型やB型などがあり、一度かかったからといって、シーズン中のすべての感染を防げるわけではありません。今後のピークの回数や流行する型は、現時点で断定せず、最新情報を見ながら備えることが大切です。
ワクチンは「絶対にかからないため」だけのものではありません
接種を考えるときに知っていただきたいのは、ワクチンには発症の可能性を下げ、重症化を防ぐ効果が期待できるということです。接種しても感染・発症することはありますが、それだけで「打っても意味がない」と考える必要はありません。
特に、ご高齢の方や持病のある方は、重症化への備えを主治医と相談しましょう。接種の可否や時期は、年齢、体調、これまでの接種後の反応なども踏まえて判断します。去年接種した方も、今年の接種についてご検討ください。
接種前に伝えていただきたいこと
- 現在の発熱や体調不良
- 治療中の病気、服用しているお薬
- 過去の予防接種で起きた強い反応やアレルギー
接種後には注射した場所の痛み・赤み・腫れ、発熱やだるさなどが出ることがあります。まれに重いアレルギー反応が起こることもあるため、心配な症状があれば医療機関に連絡してください。接種を迷っている方も、まずはご相談ください。
当院の2026年度インフルエンザワクチンのお知らせ
接種期間:2026年10月1日〜2027年1月31日(当院の診療日)
予約方法:WEB・お電話・窓口
原則予約制です。当院に定期受診されている方は、診察日に予約なしで接種いただけます。受付へお声がけください。
接種料金
| 区分 | 一般料金 | LINE割料金 |
|---|---|---|
| 1回目 | 3,900円 | 3,800円 |
| 2回目 | 3,300円 | 3,200円 |
※2回目の接種が必要かどうかは、年齢や接種歴などをもとに確認します。
松戸市・柏市・鎌ケ谷市にお住まいの65歳以上の方など、自治体の助成対象となる方は1回1,500円です。助成は1回のみです。対象条件や必要な予診票については、当院のお知らせをご確認ください。
対象年齢とお子さまの接種
当院の接種対象は中学生以上です。小学生は、中学生以上の同伴者と一緒に接種する場合に当院で接種いただけます。小学生の方は、必ず母子手帳をご持参ください。
幼児・小学生の接種は、グループのくぼた小児科クリニック松戸五香でもご案内しています。フルミスト(経鼻ワクチン)は小児科での実施となり、当院では取り扱っていません。
ご予約・詳しいご案内はこちら
接種時間、LINE割、自治体助成、予診票などの詳細は、上のお知らせにまとめています。水曜日はインフルエンザワクチンの予約を承っておりません。お電話でのお問い合わせは047-710-7411へどうぞ。
※当院の接種案内は2026年10月4日時点の情報です。予約枠などの最新情報はリンク先をご確認ください。
参考の動画はこちら
文章だけでは伝わりにくい接種の様子や、予防を考えるポイントを動画でもお届けしています。ぜひあわせてご覧ください。
院長のインフルエンザワクチン接種の様子
インフルエンザワクチンを打った方がいい?対策のポイント
※動画公開時と現在では、接種の案内が異なる場合があります。料金・対象・予約方法は、本記事からリンクしている当院の最新のお知らせをご確認ください。
発熱したら、検査のために無理に待たないでください
急な発熱、強いだるさ、筋肉痛や関節痛などがあるときは、インフルエンザも考えられます。ただし、症状だけで風邪や新型コロナなどと見分けることはできません。
発症直後の検査では、感染していても陰性になることがあります。だからといって、検査が陽性になりやすい時刻まで受診を我慢する必要はありません。特にご高齢の方や持病のある方は、早めにご相談ください。抗インフルエンザ薬は、一般に発症から48時間以内の開始で効果が得られやすく、必要性は医師が判断します。
息苦しさ、意識がぼんやりする、水分がとれないなどの症状がある場合は、速やかに医療機関へ相談し、重い症状では救急要請をご検討ください。
地域の皆さまと、元気に秋冬を過ごすために
ワクチンに加えて、手洗い、換気、咳エチケット、十分な睡眠など、日々の対策も続けましょう。体調が悪い日は、無理をして出勤・登校しないことも大切です。
「自分は対象になる?」「いつ接種すればいい?」など、ご不明な点はお気軽にご相談ください。くぼたクリニック松戸五香は、皆さまが安心して予防に取り組めるようお手伝いします。
くぼたクリニック松戸五香
院長 窪田 徹矢
参考資料:
厚生労働省:2026年第39週 インフルエンザの発生状況
厚生労働省:インフルエンザ(総合ページ)
厚生労働省:急性呼吸器感染症(ARI)総合対策に関するQ&A
本記事は一般的な情報提供を目的としています。接種・検査・治療は、お一人おひとりの状態に合わせて判断します。
