【休みの日に膀胱炎になってしまったら？】

寒いこの季節

膀胱炎の方が増える

季節です。

冷えは血流も

悪くなり、

さらに水分摂取も

少なくなるので

膀胱炎になりやすいです。

すぐに病院には行けない場合もあると思います。

深夜や休日に膀胱炎の症状がはじまった場合は

どうすればいいですか？

という質問を受けますので答えさせていただきます。

【軽症ならまず水分を多めに！】

まず軽い排尿時痛のみであれば

水分を多く摂取しましょう。

水分を多く飲むことで尿量も増えて

排尿とともに膀胱内の細菌を洗い流すことで

膀胱炎の症状が和らぎます。

【一時的に痛み止めの使用も】

あまりにも

痛みが強い場合は

痛み止め（カロナール　アセトアミノフェン）

などを使用しても問題ありません。

しかしここで注意点があります。

ロキソニンは単独で飲むのは問題ありませんが

家に手持ちで抗生剤のクラビット（ジェネリックではレボフロキサシン）

があると一緒に内服すると

けいれんの副作用がある場合がありますので

注意が必要です？

【膀胱炎の市販薬は？】

病院には行けないから

薬局で市販薬を

買ってきました。

という方もいらっしゃると思います。

ここできをつけたいポイントは

市販薬は病院でもらうような

抗生物質ではありませんので

細菌を完全に減らすことはできません。

いわゆる生薬が配合されたお薬で

細菌の増殖を抑えたり、利尿作用や抗炎症作用がありますが

あくまでも

初期の軽度の膀胱炎に使用するものです。

基本的には病院受診が基本ですが

すぐに病院に行けない場合は

使用してもいいと思います。

【発熱などが伴えば救急受診を】

発熱や全身倦怠感

食欲不振などの症状があれば

膀胱炎ではなく

それよりも進行した

腎盂腎炎や菌血症などの

状態になっている

可能性がありますので

救急病院を受診しましょう。

【オンライン診療も検討に】

膀胱炎症状があるけど

病院に行く時間がない方は

オンライン診療という

ことも考えていいと思います。

オンライン診療であれば

予約して会社や自宅などから

診察を受けることができますし

通院せずとも

抗生剤の処方が可能となっていきます。

もちろん尿検査などはできませんので

可能なら病院を受診していただくのが

前提ですが

オンライン診療を検討してもいいかもしれません。

【やっぱり病院受診をお勧めします】

軽いからなんとかなると思っても

なかなか改善しないことも

多いです。

その場合はやはり

早期に病院を受診して

抗生剤を処方してもらうことが

大事になってきます。

痛くなったら早めに医療機関を

受診しましょう。