【爪水虫は外用薬で治す】

爪水虫の治療について

お話してきました。

やはり内服薬には抵抗が

ある方もたくさんいらっしゃると

思います。

その場合はどのようなものを

使うのか外用薬は？

これについて解説していきたいと思います。

【保険診療で処方できるのは2種類】

現在爪白癬で保険適応になっている

外用薬は大きく分けて

2種類あります。

それが

クレナフィンとルクナックという爪外用薬です。

どちらも1日１回爪につけるお薬です

【市販のお薬は効かないの？】

残念ながら市販薬で爪水虫に

効果的なお薬はありません。

爪の上から直接外用薬を塗りますが

それが爪の中や爪床まで浸透させるように

爪水虫の外用薬は

できていますが、

奥まで浸透させるには

濃度が高くないと浸透することが

困難です。なので

市販薬でお薬は効かないのです

【必ず検査が必要になります】

爪水虫はどのように診察していくのでしょうか？

まず爪水虫と診断するには

必ず検査が必要になってきます。

爪が濁っている

爪が分厚い

など爪水虫が疑われる所見があれば

必ず皮膚科を受診しましょう。

検査は爪の一部から検体を採取して

特殊な液体をつけて、顕微鏡で

爪の水虫を観察します。

爪水虫と診断されれば

処方することができます。

【内服の方が効果は高いですが外用も】

内服薬の方が効果は

高いですが

外用薬でも効果は十分あります。

他にも内服が多い方や

爪水虫が限定的であれば

まずは外用薬で

初めてみましょう。

【期間はどれくらい？】

爪が生え変わるには

1年ー1年半かかるとも言われています。

新しい爪が生え変わるまで

毎日根気よく使い続けることが

大事になってきます。

なかなか1日1日では

効果の実感は困難ですが

毎日根気よく外用していきましょう。

【爪水虫は当院でお気軽にご相談ください】

爪水虫の治療は

医療機関で受診して

薬をもらいましょう。

爪水虫を放置すると

継続的に菌が残っている

状態になりますので、

注意が必要です。

当院でもお気軽に

ご相談くださいね。