【膀胱のボトックス療法の副作用は？】

みなさんが気になるのは

副作用だと思います。

膀胱のボトックス治療は

どのような副作用があるのでしょうか？

これについて今回は解説していきたいと

思います。

①血尿（約２％）

極めて稀ですが

膀胱内に薬を注射する

ことで、一時的に血尿になる

場合があります。

数日でおさまることが多いですが

血尿がひどい場合は

内視鏡で止血する必要があります。

②排尿困難（5－9％）

尿が出にくくなることが

あります。投与した後は

定期的に残尿量を

測定します。

改善するまでは

自己導尿を行なって

いただく可能性があります。

③尿路感染（約５％）

尿の出口から細菌が侵入して

膀胱炎から腎盂腎炎になる

可能性があります。

抗生剤点滴などで対処します。

④薬のアレルギー症状（１％以下）

ボトックスのアレルギーで

吐き気や蕁麻疹

症状がある場合が

あります。

重篤な場合は

アナフィラキシーに

なる場合があります。

手術が必要な場合は

きちんと病院で同意して

治療をしますのでご安心ください。

次回はボトックス療法の

注意点について

解説していきます。