【夜間のトイレは塩分摂取のしすぎかも？】

塩分摂取しすぎると頻尿になる？

夜トイレに何回も行って

眠れない、、、

いわゆる夜間頻尿は

なんと40歳以上の2人に1人

4500万人いるといわれています。

特に60歳以上になると

２−3回いく人も増えてきて

生活にも影響が出てくることが

多いです。

本日は長崎大学の研究チームが

欧州の泌尿器科学会で発表した研究結果を

解説します

 【塩分過多で頻尿になる！？】

研究では300人以上に塩分摂取量が多く睡眠障害のある

患者に対して、食事中の塩分摂取量を

減らすように助言して3ヶ月経過観察しました。

その結果トイレに行く回数が

平均で一晩に2回以上から1回に減少しました。

このことで

夜間だけではなく日中も減少し

生活の質も改善したとのことです。

逆に研究参加者の98人はいつもより

塩分過多になってしまい、トイレの回数が増えることに

なってしまったとのことです。

寝る前の水分量や

膀胱や前立腺の状態も深く関わっていますが

日常からできること塩分摂取量も

意識する必要がありそうです。

【塩分過多とは？】

では塩分過多とはどれくらいの状況でしょう。

よく高血圧症の方に塩分制限のお話を

しますが、 約7グラムの塩分制限が一般的です。

英国の成人に推奨される塩分摂取量は1日6グラム未満と言われています。

塩分の高い食べ物はパンやシリアル

ベーコンやハムなどの加工食品でも多いです。

特に頻尿の方は

塩分摂取量に注意する必要があると思います。

【夜間頻尿が気になるときは泌尿器科へ】

夜間頻尿が気になる方はおしっこの専門家

泌尿器科を受診する必要があります。

ぜひ泌尿器科に恥ずかしがらずに

いちど受診していただくことをお勧めさせていただきます。

くぼたクリニックではオンライン診療もしていますので

ぜひご相談いただければと思います。