【クラミジアと淋病の違いは何？】

男性で尿道から膿が出る、痛みがあるなどの

症状がある場合は

尿道炎を疑います。

一般的には

クラミジアの場合は透明もしくは乳白色

の分泌物が出ます。そして問題は

若年層の感染が多く

20代の10−20％が感染していると言われています。

そして無症状の場合も多いです。

淋病は黄白色の膿性の分泌物が出ます。

症状はクラミジアよりも

強いことが多いですが

こちらも症状がないことも

多いので注意が必要です。

【両方とも感染している可能性も！】

さらに問題になってくるのが

どちらかというわけではなく

20−30％は両方とも感染している

可能性があるという点です。

ですので必ず両方とも

検査することが大事です。

【治療方法は？】

クラミジアであれば

抗生剤の内服治療がメインとなります。

ジスロマックという内服薬を

２５０mgを４Tを1回内服します。

1回の単回投与で大丈夫ですが

強いお薬なので整腸剤などを

処方することが多いです。

淋菌の場合は内服薬だけでは

効果が乏しく

点滴を行います。

一般的には

セフトリアキソンという点滴は

一度すれば治療は完了します。

症状が改善したかどうかは

治療して2週間後に

再び検査をすることになります。

【クラミジア　淋病はいつでも相談を】

クラミジア　淋病は日常的にありうる病気です。

症状があれば保険診療

無症状の場合は自費診療となります。

いつでも泌尿器科で

ご相談いただければと思います。