【膀胱炎はどう治す！？】

膀胱炎をはじめとする尿路感染症には

さまざまな種類があるのはご存知でしょうか？

今回はそれについて解説していきます。

【臨床の経過から判断する】

ますは急になったものが急性

普段は症状ないものが慢性となります。

急に頻尿、排尿時痛が出るのは

典型的な急性膀胱炎です。

尿をすらべると炎症があるものの

症状がなければ慢性膀胱炎の可能性があります。

そのような時にも

よく尿が汚れているから

抗生剤の処方をと患者さんから言われることが

ありますが、通常症状がなければ抗生剤を使用することはありません。

【抗生剤の長期服用のリスクとは！？】

風邪をひいたなど、さまざまな理由で抗生剤の内服を

処方を希望される患者様がいらっしゃいますが

基本的に一般的な風邪には抗菌薬が効果がありません。

なので抗菌薬は処方は致しません。

膀胱炎の場合は尿検査をしてほとんどが細菌性なので

抗菌薬を使用します。

抗菌薬の長期使用は耐性菌が生じる可能性がありますので

お勧めできません。

【膀胱炎になったときは！？】

病院では尿検査と一緒に尿の培養の検査を施行します。

そしてまずはある程度広域（広く効果がある）抗生剤を使用します。

ほとんどの場合はそれで効果がありますが

中には繰り返して抗生剤を使用している場合や

複雑性（基礎疾患がある場合　例えば結石や尿道バルーン留置など）

がある場合は、抗生剤の効果が乏しい場合がありますので

尿培養の結果を見て

細菌にあった抗生剤を使用します

【泌尿器科は尿の専門家です】

膀胱炎なかなか内科でも治らない場合は

泌尿器科を受診してしましょう。

尿路感染症のエキスパートとして治療をしていきます。