膀胱炎の市販薬は効果はどれくらい?
【膀胱炎の市販薬は効果はどれくらい?】
おしっこする時痛い、おしっこが近い、そして何回もトイレに行く。
膀胱炎になってしまった方は繰り返すと症状でわかってしまうことも多いと思います。
しかし今日は日曜日病院がやっていない。
さらに病院に行く時間がないと言う時は市販のお薬を薬局で買うと言うこともあると思います。
この市販薬よく膀胱炎などに対処されるような漢方薬がメインのお薬ですが、
効果はどれぐらいあるのでしょうか?
泌尿器科専門医が解説させていただきます。
市販薬は病院で処方される抗生物質とは全く違います。
病院で処方される抗生物質は細菌を減らす効果が非常に高いお薬になっています 。
これは直接的にお薬が菌を殺すと言う効果があるからです。
しかし市販で売られている膀胱炎の薬は漢方薬であり、
複数の生薬が配合されて、膀胱炎の症状を治していくお薬です。
つまり、直接的に菌を殺すと言うよりは、
膀胱の周りの血流を良くしたり 痛みを抑えたりと
複合的な方法で膀胱炎を改善させていく治療です。
ですので細菌を殺すと言う効果は弱いと考えざるをえません。
つまり軽度の膀胱炎であれば漢方薬である市販のお薬で治る可能性はありますが、
重度の膀胱炎ル大的には膀胱炎なのに熱があると言うことであれば、
腎臓にまで炎症がある可能性もあります。
このような場合は早めに医療機関を受診することが大事です。
目安としては市販の薬を内服しても三日間治らない場合は医療機関を受診するといいと思います。もちろん熱が出たり痛みが強く早めに病院に描かれるのであれば
早期に受診していただくことをお勧めします。
今はオンライン診療などもありますので、
病院に行かなくても処方箋をもらうことができますので
ご相談いただければと思います。