夏に注意するのは熱中症だけじゃない!?
梅雨が明けて、連日30度以上の猛暑日が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか?体調管理に気をつけて夏を乗り切りましょう!
さて、夏は熱中症に注意しないといけないのはもちろんですが『尿路結石症』=『尿の通り道に石ができる』に注意が必要なのは知っていましたか?
今回はなぜ夏に尿路結石症の注意が必要かなどについて簡単に説明していきたいと思います!
1.原因
夏は汗をたくさんかいて脱水になりやすく、体内の水分量が減るため、尿が濃縮されて尿中の成分が結晶化して結石ができやすくなるためです。
2.症状
- 突然起こるわき腹から下腹部にかけての激しい痛み
- 血尿
- 腰痛
- 吐き気、嘔吐
- 陰部の痛み
- わき腹や下腹部の違和感 など
3.検査
- 超音波検査(エコー)
- レントゲン
上記の検査で結石の位置や大きさを調べます。当院ではどちらの検査もできます!
4.予防
水分補給をこまめにすることが大事です。水分補給は熱中症対策だけでなく夏の尿路結石の予防にもなります。
しかし、注意点があります!コーヒー(特にブラック)、ココア、紅茶、緑茶など『シュウ酸』が多く含まれている飲み物の飲み過ぎは結石ができる原因になります。
オススメは水、麦茶、ほうじ茶です。
簡単ではありますが、いかがだったでしょうか?
尿路結石症は若い方でもなる可能性があります。自分が尿路結石になるはずがないと思わず、上記であげた様な症状や違和感があった時には悪化する前に早めに医療機関に受診しましょう!
スタッフK