保険診療

肺炎球菌・RSウイルス・帯状疱疹ワクチン

肺炎球菌・RSウイルス・帯状疱疹ワクチンについて

院長解説動画

大人の肺炎予防!肺炎球菌ワクチンとRSウイルスワクチンについて (死亡率の高い肺炎の予防、プレベナー、ニューモバックス、アレックスビーについて解説しています)

肺炎球菌ワクチン

最新ワクチン「キャップバックス」導入のお知らせ

肺炎は日本人の死因の上位を占め、その主な原因菌が「肺炎球菌」です。特に高齢者や基礎疾患をお持ちの方は重症化しやすいため、ワクチンによる予防が非常に重要です。

肺炎球菌ワクチンについて
当院では2026年4月1日よりプレベナー20を使用しております。

当院では、従来のワクチンに加え、2025年に登場した最新の**「キャップバックス(PCV21)」**の接種を開始いたしました。

取り扱いワクチンと特徴

現在、当院では主に2種類の肺炎球菌ワクチンを取り扱っております。

ワクチン名 種類 特徴 免疫の
持続
費用
(税込)
キャップバックス
(PCV21)
結合型 【最新・推奨】
21種類の型に対応。免疫記憶を作り、効果が長く続く。
一生涯
(原則1回)
13,000円
(自費)
ニューモバックス→取り扱い終了
(PPSV23)
多糖体 23種類の型に対応。 5年程度
プレベナー20
(PCV20)
結合型 20種類の型に対応。
免疫記憶を作る。
長期間 13,000円
(自費)

どのワクチンを選べばいいの?(当院の推奨)

 

65歳の方・松戸市の助成対象の方

まずは行政の助成(定期接種)を利用して「プレベナー20」を接種することを推奨します。自己負担4,000円で接種が可能です。

ニューモバックス・プレベナーを過去に接種済みの方

前回の接種から1年以上経過していれば、「キャップバックス」の追加接種を強くお勧めします。これにより、ブースター効果(免疫の増強)と、生涯にわたる免疫獲得が期待できます。

まだ何も打っていないが、自費でもしっかり予防したい方

「キャップバックス」の単独接種がおすすめです。

松戸市の高齢者肺炎球菌ワクチン助成(定期接種)

松戸市に住民登録があり、過去に肺炎球菌ワクチンを一度も接種したことがない方が対象です。

対象者

接種当日年齢 65歳
※60歳〜65歳未満で心臓・腎臓・呼吸器・免疫機能に障害(1級相当)を有する方も対象

費用

4,000円(生涯1回のみ)

使用ワクチン

プレベナー20

当院では2026年4月1日よりプレベナー20を使用しております。

成人向けRSウイルスワクチン「アレックスビー」

RSウイルス感染症とは?

RSウイルスは、風邪のような症状から始まり、高齢者や基礎疾患(喘息、COPD、心疾患など)がある方では重症の肺炎を引き起こすリスクがあるウイルスです。インフルエンザと同等の死亡リスクがあるとも言われています。

ワクチン「アレックスビー(AREXVY)」の効果

これまで成人のRSウイルスにはワクチンがありませんでしたが、「アレックスビー」の登場により予防が可能になりました。

対象

60歳以上の方

特におすすめの方

・お孫さん(2歳未満)と接する機会が多い方(ご自身を守るだけでなく、お孫さんへの感染源にならないために)
・呼吸器や心臓に持病がある方

費用

27,500円(税込・自費)
※要予約

帯状疱疹ワクチン:50歳を過ぎたら帯状疱疹の予防を

帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは

子供の頃にかかった「水ぼうそう」のウイルスが体内に潜伏し、加齢やストレスで免疫が下がった時に再活性化して起こります。

体の片側にピリピリとした痛みと赤い発疹が出現し、治った後も「帯状疱疹後神経痛」として激しい痛みが数ヶ月〜数年続くことがあります。50歳以上で発症率が急増し、80歳までに3人に1人が発症すると言われています。

2種類のワクチンの違い

当院では2種類のワクチンをご用意しています。

特徴 シングリックス
(不活化ワクチン)
水痘ワクチン
(生ワクチン)
予防効果 極めて高い
(発症を97%抑制)
普通
(発症を約50%抑制)
持続期間 9年以上 5年程度
接種回数 2回
(2ヶ月間隔)
1回
副反応 注射部位の痛み
・腫れが出やすい
比較的少ない
対象 免疫が低下している方も接種可 免疫抑制治療中の方は接種不可
当院自費価格 22,000円 × 2回
(計44,000円)
8,200円

★当院のおすすめ:帯状疱疹を「絶対に予防したい」「長く効果を持たせたい」という方には、効果の高い「シングリックス」を強くおすすめします。

松戸市の帯状疱疹ワクチン助成について

松戸市では、対象年齢の方にワクチンの費用助成を行っています。
期間:令和7年4月1日 〜 令和8年3月31日

① 定期予防接種(65歳以上など)

対象

・接種当日に松戸市民で、原則初めて接種を受ける方
・令和7年度末(3/31)時点で 65歳・70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳以上 になる方

自己負担額

・生ワクチン(ビケン):1回 2,500円
・不活化ワクチン(シングリックス):1回 6,500円(2回まで)

② 任意予防接種(50歳・55歳・60歳)

対象

・接種当日に松戸市民で、原則初めて接種を受ける方
・令和7年度の接種日当日に「満50歳」「満55歳」「満60歳」の誕生日を迎える方

自己負担額

・生ワクチン(ビケン):1回 6,200円
・不活化ワクチン(シングリックス):1回 17,000円(2回まで)

重要:年齢に関する注意点

助成は「対象年齢」が厳格に決まっています。例えば、現在51歳の方は、55歳になるまで助成を受けることができません(全額自費となります)。
※助成対象外の年齢ですぐに接種をご希望の場合は、自費診療(シングリックス1回22,000円)となります。

助成の利用方法

予診票

松戸市への申し込みが必要です(予防衛生課へ電話または郵送)。

注意

『接種歴確認済み』の朱印が押されている予診票以外は助成が受けられません。

予約・接種間隔について

完全予約制

全てのワクチンはお電話または窓口での事前予約が必要です(予約後、約2週間でワクチンが届きます)。

他のワクチンとの間隔

  • コロナワクチン:前後2週間あけてください。
  • シングリックス(不活化):インフルエンザワクチン等と同時接種可能です(医師にご相談ください)。
  • 水痘ワクチン(生):他の生ワクチンとは27日以上あける必要があります。

ご不明な点は、お気軽にくぼたクリニック松戸五香までお問い合わせください。