【保険適用の痩せ薬!?】マンジャロとゼップバウンドの違い・効果・処方条件を徹底解説!
目次
いま話題の「痩せ薬」、マンジャロとゼップバウンドとは?
「痩せ薬」と呼ばれる理由とは?
GLP-1受容体作動薬の進化形
マンジャロ(Mounjaro)およびゼップバウンド(Zepbound)は、いずれも「チルゼパチド」というGIP/GLP-1受容体作動薬を主成分とする注射薬です。血糖値を下げるだけでなく、脳の食欲中枢に働きかけて「自然に食欲を抑える効果」があり、体重減少にも強力に作用します。
医師から見た“革命的痩せ薬”
単なるダイエット補助薬ではなく、「肥満を治療する薬」という次元に達した治療薬。それがこのGIP/GLP-1系注射薬なのです。
マンジャロ vs ゼップバウンド:何が違うの?
共通点:主成分は同じ「チルゼパチド」
- 注射薬、週1回の皮下注射
- GIP(胃抑制ポリペプチド)+GLP-1受容体の両方に作用
- 体重減少効果、血糖コントロール、満腹感増強などをもたらす
違い:適応症と保険適用範囲
- マンジャロ:2型糖尿病に保険適用(肥満では適用外)
- ゼップバウンド:肥満症に対して2024年に日本で承認、保険適用あり
つまり、どちらも同じ成分ながら「適応症」が異なります。
なぜゼップバウンドが注目されているのか?
肥満症に対して“初めて”認可された注射薬
2024年12月27日、ゼップバウンドは日本で肥満症治療薬として正式に承認されました。
世界的にも話題沸騰
- アメリカでは2023年に肥満治療薬として承認
- ハリウッドセレブが使用していることでも話題に
- 医療と美容、健康の架け橋となる存在
臨床データで見る「本当に痩せるの?」
Surmount-J試験の結果(日本人対象)
試験概要
- 対象:BMI27以上の肥満症の日本人
- 期間:72週間(約1年半)
- 投与量:チルゼパチド10mg・15mg/週1回
結果の概要
- 10mg群:平均17.8%の体重減少
- 15mg群:平均22.7%の体重減少
- 95%以上が5%以上減量
- 65%以上が20%以上の減量に成功
従来の肥満治療薬とは一線を画す効果。さらに、血圧・血糖・中性脂肪の改善、QOLの向上など副次的な健康効果も確認されています。
「痩せたい」だけでは使えない?保険適用の条件
非常に厳格な条件付き
保険適用の条件(2025年時点)
- BMIが35以上の方:肥満関連疾患が1つ以上
- BMIが27~34.9の方:肥満関連疾患が2つ以上
- 高血圧
- 脂質異常症
- 2型糖尿病
- 非アルコール性脂肪肝(NAFLD)など
- 上記に加えて、6ヶ月以上の食事・運動療法を実施し改善がみられなかったこと
適応外のケース
- 美容目的のみの使用
- 「ちょっと太ってきたから」程度の軽度肥満
このようなケースでは保険は適用されません。
では、どこで処方できるの?
現時点では「大学病院レベル」に限定
- 高度医療機関にのみ処方が許可されている
- 専門的なチーム医療体制が必要(内分泌・代謝内科など)
つまり「今すぐ近所のクリニックで処方」とはいきません
処方機関の限られた現状は、まだ多くの方にとってハードルとなっています。
当院の取り組み:オンラインでのマンジャロ処方
クリニックでも使える!同成分の「マンジャロ」
- 2024年現在、マンジャロは保険適用外(自由診療)
- ただし、同成分・同効果であることから、多くのクリニックが肥満治療目的で処方
- 当院でもすでに導入し、数多くの患者様が成果を出しています
オンライン診療で全国対応!
- 初回:医師の診察(事前WEB問診あり)
- 継続処方:スマホでのフォロー診療でOK
- お薬はご自宅に郵送(中身がわからない形で配送)
こんな方におすすめ
- 忙しくて通院できない方
- 周囲に知られずに治療を続けたい方
- 自分のペースで取り組みたい方
最後に:未来の肥満治療がここにある
「食事制限・運動だけ」ではない選択肢を
今や肥満治療は、「努力と我慢」だけではありません。ホルモンに働きかける新しい治療が、生活習慣病のリスクを根本から改善する時代に突入しています。
まとめ
- ✅ マンジャロとゼップバウンドは同成分(チルゼパチド)
- ✅ ゼップバウンドは肥満症への保険適用薬
- ✅ 保険適用には厳格な条件あり
- ✅ 当院では自由診療にてマンジャロを処方中
- ✅ オンライン診療で全国対応
💡興味を持った方は、まずは気軽にオンライン問診から始めてみてください。自分の体質や状況に合った治療法が、ここにあるかもしれません。
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