【風邪じゃないのに喉が腫れたらクラミジアのサインかも?】
尿道に感染すると淋菌は膿性の、
クラミジアはさらさらとした漿液性の膿を分泌します。
のですが、口腔咽頭に感染するとほとんどが無症状です。
出る症状としては
- 風邪じゃないのにのどが腫れている
- 風邪じゃないのにのどが痛い
このような症状がある場合は
咽頭クラミジア・咽頭淋病は、のどや口の中に感染する性病です。
クラミジアや淋菌は、性器(尿道)に感染する性病だというイメージが強いかもしれませんが、クラミジアや淋菌は性器のほか、目やのどにも感染します。
咽頭クラミジア・咽頭淋病の主な感染ルートは、感染者とのディープキスやオーラルセックスです。1ヶ月以内に感染の疑いがある行為に覚えがあり、風邪じゃないのにのどが痛かったり咳が出ている場合は、咽頭クラミジア・咽頭淋病に感染している可能性があります。
【放っておくとどうなる?】
咽頭クラミジア・咽頭淋病はどちらも自然治癒することはありません。そのため、治療しない限り関係を持った人全員が、咽頭クラミジア・咽頭淋病に感染するリスクがあります。
キスやオーラルセックスをする機会がある方は、できるだけ速く検査・治療を受けてください。
【検査や治療は?】
普段通りうがいするだけなので、身体へ負担はなく、手軽に検査することができます。
治療法は内服薬もしくは注射などになります。
【感染拡大すると、、、】
知らないうちに口から性器へと感染を広げてしまうので、淋菌やクラミジアに感染している潜在的な患者は多いと考えられています。特にクラミジアは10代後半の若年層に感染者が多いといわれています。
もし性器に感染していると、男性なら尿道を通じて精巣上体炎、女性は腟を通じて子宮頸管炎や卵管炎へと進行する可能性があります。生殖器の疾患は不妊症の原因の多くを占めていますので、口腔内の感染を調べることは将来の不妊を防ぐことにもつながるのです。
気になる方はぜひ検査をすることをお勧めします。