【膀胱炎が再発しやすい理由は?】

【膀胱炎が再発しやすい理由は?】

膀胱炎に何回もなってしまうと言う方はいらっしゃいませんか?なんで膀胱炎を繰り返してしまうのだろう。 1年で何回も膀胱炎になってしまう。そのために病院に行くのが大変だと言う方も多いと思います。膀胱炎が再発しやすい理由について今回3つお伝えしたいと思います。まず1つ目は抗生物質の効きが悪いと言う可能性があります。近くの内科で膀胱炎症状をお話しして尿検査をしたら尿が汚れてるから抗生物質出しときますと言って飲んで終わった経験はありませんか? 実は膀胱炎は9割が細菌感染なので、膀胱炎のときには抗生物質を飲めばほぼ8割から9割がた治ってしまうと思います。しかし抗生剤の効き目が悪い場合、つまり抗生剤との相性が合わないと言う場合もあります。この場合はしっかり尿培養検査をしてどういう細菌が 抗生物質に合ってるかどうかを確認しながら、もし効き目が悪い場合は膀胱炎の抗生物質を変更するなど検討する必要があるからです。安易に膀胱炎だから抗生物質を飲んで終わりと言うわけではなく、ちゃんと尿の培養検査をして膀胱炎ではどういう細菌で感染しているか?そしてその細菌にはどのような抗生物質が効くか?を確認する。 また1回の通院ではなく、抗生物質を飲んだ後に必ずもう一度病院に来ていただいて、尿で細菌が混じってないことを確認する。ここまでが膀胱炎の治療です。ですので膀胱炎で、薬を飲んで治ったから終わりと言うことではなく、最後まで治ったことを確認することが大事です。2つ目は生活習慣に何か影響がある可能性があります。 膀胱炎の約8割は大腸菌の感染です。膀胱炎は女性が起きやすいですが、これは尿道が短いため、肛門の周りにある大腸菌が尿道に入り込んでしまって、膀胱に炎症を起こしている状態です。つまり、便秘や下痢などで、肛門周りに細菌がつきやすくなってしまったり 、おしっこに行けないような状況が長く続いてしまって我慢してしまっている状態があったり、性行為の後に必ず排尿するなどのことを怠って、膀胱周りに細菌がつきやすい環境になっていたりすると膀胱炎になりやすいです。また、女性の膣の中には、デーデルライン菌と言う善玉菌が存在して細菌の感染を防いでいます。しかし、シ生理や妊娠中、閉経後などは、このデーデルライン菌が少なくなる状況で、細菌が増殖しやすいため、膀胱炎になりやすいです 。最後3つ目は膀胱炎が単独で起きているわけではなく、何か他の原因がある可能性を探ると言うことです。ほとんどの膀胱炎は単独でなっている。つまり先ほどお話ししたように、肛門からの逆行性感染によって、膀胱の中に炎症起こしてしまって、膀胱炎になっていると言う状態ですが 、例えば、膀胱の中に石ができてしまう膀胱結石や稀ですが、膀胱に腫瘍ができてしまうと言うような膀胱がんなど、他の病気があることによって膀胱炎になっているといる可能性がありますので、膀胱炎の他の原因を探るべく、必ず膀胱炎を繰り返す時は、泌尿器科などを受診していただいて、超音波検査をして、腎臓や膀胱に何か他の原因がないかをしっかり調べると言うことが大事です 。膀胱炎が再発しやすい場合は近くの内科ではなく泌尿器科をぜひ受診しましょう。くぼたクリニックではオンライン診療も全国どこからでも相談可能です。いつでもご相談くださいね。

 

膀胱炎を繰り返す場合はくぼたクリニックでご相談くださいね

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