男性の尿もれ(尿失禁)改善にしておきたい4つのことは?原因と対策について

目次

男性の尿もれは治せますか?

男性でも尿が漏れてしまう、、

いわゆるちょい漏れ、尿は全部出したつもりだったのに、

少し尿が残っていて後からじわじわ出てしまうと言う経験ありませんか?

実は男性の尿漏れが増えています。

このちょい漏れを治すのにはどうすればいいでしょうか?

原因と対策について泌尿器科専門医が解説します。

 

 

 

 

 

 

 

男性の尿漏れの原因は2つ

①尿道の括約筋の筋力の低下

加齢に伴い尿を出し切るための筋肉が弱くなることで

尿道のところに尿が残ってしまう状態。

そしてその尿が後からじわじわ出てしまう。

これが専門的には排尿後尿滴下と言う状態です。

これを治すにはどうすればいいか?

まずやって欲しいのがミルキングです。

陰茎の付け根部分から尿道の出口にかけて指でこすって

尿が溜まっているものをミルキングして出してあげます。

それによりちょい漏れが防げます。

まず尿が溜まっているなと言う場合は、尿を絞り出す作業をぜひしてみて下さい。

 

 

 

 

 

 

↑この場所をミルキングしてあげましょう

②前立腺肥大症

前立腺肥大症とは40歳以上で男性ホルモンが低下することによって、

膀胱の下にあるくるみのような臓器の前立腺が徐々に肥大し、

尿道が狭くなってしまう病気です。

尿道が狭くなると尿の勢いが弱くなり、球部尿道と言う場所に尿が 残りやすくなります。

これが尿漏れの原因になってします。

 

 

 

 

尿もれの対策方法は?

①筋トレ

前立腺肥大症は、男性ホルモンの低下によって肥大してくることが徐々にわかってきました。

つまり、男性ホルモンであるテストステロンを低下させないための

改善策をしていけば良いと言うことになります。

まずやっていただきたいのは筋トレです。

筋トレと言ってもジムにがっつり通うと言う必要はありません。

まずは下半身のスクワット1日10回3セットから始めてみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②しっかりとした睡眠

男性ホルモンの低下は睡眠不足に如実に現れます。

特に6時間以下の睡眠と7時間以上の睡眠では、

7時間以上睡眠を取った方が男性ホルモンが下がりにくいことがわかっています。

ですので、最低でも7時間の睡眠を

確保できるようにしていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

③メタボ防ぐ

肥満は 脂肪が溜まって、膀胱圧迫すると排尿トラブルになりやすいです。

お腹の上にどーんと脂肪がのってしまっているような方は、まずはメタボ解消にダイエットしましょう。

まずやっていただきたい事は

よく噛んで食べる

早食いを止める

寝る2時間前の食事は控える。

野菜などを先に食べる

夕食時の炭水化物は控える。

まずここから始めていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

④ストレスをためない

ストレスは男性ホルモンの低下に大敵です。

ストレスが溜まると疲れやすいですし、ホルモンバランスの乱れがちですので、

ゆっくり深呼吸をしたり、朝起きたら窓を開けてガッツポーズをする

ヨッシャーと言うガッツポーズだけでも、男

性ホルモンが上がります

朝20分から30分日の光を浴びながら散歩をすると言うのも効果的です。

 

⑤骨盤庭筋を鍛える尿

漏れやちょい漏れ直接的に治したいと言う時は骨盤庭筋体操が効果的です。

骨盤庭筋は椅子に座って足を肩幅に開いて、

足裏全体を床につけます。

その姿勢で肛門周りの筋肉を息を吸って10秒肛門をぎゅっと締めます。

そして20秒から30秒かけて息を吐きます。

肛門周りの筋肉が引き上げるイメージが大事です。

運動と言う運動じゃありませんが、このように肛門を閉めるような運動をしていただくだけでもちょい漏れ改善につながりますので、ぜひやってみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

男性のちょい漏れはやっぱり気になるこのような対策をしていきながら尿漏れを治していきましょう。

もちろんこれでも治らないと言う方は

近くの泌尿器科を受診して薬物療法や手術など考える必要が出てきます。

くぼたクリニックでは、オンライン診療もやってますので、

全国どこからでも診療が可能ですので、いつでもご相談くださいね。