前立腺肥大の原因は?なぜなってしまうのか?予防法 泌尿器科医が解説

目次

皆さん前立腺肥大 で悩んでいませんか?

皆さんおしっこが近い、

おしっこが出にくい、

夜何回もトイレに行く、

40歳を過ぎると前立腺が肥大してきて、それによって症状が出てくる男性が多いです。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前立腺肥大症の原因は?!

今回はそして前立腺肥大症の原因、

そして前立腺肥大を予防することができるのかについて解説させていただきます。

①加齢

実は70歳以上の70%以上が前立腺肥大になっていると言われています。

つまり年齢を重ねると前立腺肥大が進むと言う事はわかっています。

現に20代の方で前立腺が肥大している人はほとんどいません。

つまり、加齢とともに何らかの原因で前立腺が肥大してくると言う形になります

 

 

 

 

 

②遺伝的な要因

ご家族等の方で前立腺肥大がある方は、前立腺肥大症の症状がなりやすいということがわかっています。

ですので、何らかの遺伝的な要因で前立腺が肥大しやすい方がいらっしゃいます。

これも詳しくは分かっていません。

 

 

 

 

 

③男性ホルモンの変化

男性ホルモンであるテストステロンは、

30代後半位からゆっくりと低下してくるホルモンの1つです。

この男性ホルモンの変化が前立腺肥大に関わっている可能性が高いと言われています。

現に若い時に怪我をして睾丸をとってしまったり、去勢手術をした方は、

年齢を重ねても前立腺肥大にはならないということがわかっています。

つまり、性ホルモンを作り出す睾丸がなくなることで肥大はしにくくなるということです。

これについてもさらなる研究結果が期待されます。

 

 

 

 

 

 

④肥満

太っている方の方が前立腺肥大になりやすいことがわかっています。

メタボリックシンドロームに関しても、

この前立腺肥大との関わりが深いと言われていて

肥満に関しても前立腺肥大に関係してると言われていますので、

ダイエットしていただくことが効果的です。

       

 

 

 

 

 

前立腺肥大の予防について

では前立腺肥大症を予防することができるのかに関して解説します。

先ほどお話ししたように、男性ホルモンの変化によって、

前立腺の肥大が進んでいく可能性が高いと言われていますので

前立腺の肥大を遅らせるためには、

男性ホルモンを低下しないような

食生活、運動習慣、睡眠などをしていくことが効果的です。

1食事

具体的には食生活については コレステロールの高い食品は控えて、

糖質の摂りすぎも控える。タンパク質の多い食事をする。

お酒の飲み過ぎは、前立腺肥大による排尿困難を招きますので、飲み過ぎに注意する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2運動

次に運動習慣に関しては、定期的に筋肉トレーニングなどをして、

男性ホルモンが低くならないようにする。

最低でも1日10回のスクワットを3セット、ご自宅でやっていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3睡眠

最後に睡眠習慣に関しては、6時間以下の睡眠は男性ホルモンが低下すると言われていますので、

可能な限り7時間以上の睡眠をとり、午後10時から午前2時まで男性ホルモンが高くなる時期に

しっかり睡眠を確保することが大事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前立腺肥大症は 自覚症状があるときに早めに対処すれば症状が改善する病気の1つです。

おトイレの症状は我慢せずにまず医療機関を受診してご相談することが大事です。

くぼたクリニックではオンライン診療もやってますのでいつでもご相談くださいね。

 

監修者

窪田 徹矢

窪田 徹矢

  • 医療法人社団思いやり 理事長
  • くぼたクリニック松戸五香 院長
  • 日本泌尿器科学会専門医・指導医
  • 【頻尿、尿もれ、EDを笑顔で治す専門家】年間25000人診察
  • 前立腺がん、前立腺肥大症、EDのエキスパート
  • 総SNSフォロワー3万人(YOUTUBE、TIKTOK、X)
  • 著書 「EDかな?と思ったら読む本」アマゾン 泌尿器科部門1位 獲得
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