糖尿病で絶対に食べてはいけない食品はなんですか?

糖尿病の方が絶対に食べてはいけない食品について4選

と言う形でお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の目次です。

まず糖尿病とは何かと言うような話をして、

そして糖尿病を放置しておくと何がいけないのかということを話していきます。

目次

糖尿病の定義

そして糖尿病の怖い合併症のお話をした後にでは、

糖尿病の方が食べてはいけない食品についてお話しさせていただきます

糖尿病のメインの治療はお薬の治療になりますが、

薬に頼らず、糖尿病が治す方法についても最後お話ししたいと思いますので、

ぜひこの糖尿病しっかり勉強して薬に頼らないでも糖尿病を治していきましょう。

ぜひ最後までご覧ください。

まず糖尿病とは?何か?

血糖値が高い状態が続く病気のことです。

具体的にはご飯やパンや果物だの炭水化物を食べることによって、

胃や小腸で消化吸収されて血液中でブドウ糖になります。

血液中のブドウ糖の量が増えると、膵臓からインスリンというホルモンが出て

エネルギーに変わることで、血糖値はちょうど良い範囲にコントロールされていきます。

しかし、肥満や食べ過ぎや飲み過ぎ、

運動不足などによって、インスリンの分泌に障害が起こると糖尿病を発生します。

血糖値が高い状態が続くことによって、全身の血管が痛んできて、

様々な合併症を起こします。

 

 

 

 

 

 

1 糖尿病の症状とは?

具体的なため、糖尿病の症状と言えば、

基本的に初期の状態では何の症状もなく痛くも痒くもありません。

ですが、常に高血糖の状態が続くと尿が多くなったり、

喉が渇く。そして水分をたくさん取る

(多飲)体がだるいなどの症状が出てきます。

2 糖尿病の診断は?

糖尿病の診断は血液検査で血糖値、

そしてHbA1c

ヘモグロビンエーワンシーとは1、2ヶ月前の血糖の状態が分かる検査、

さらに尿検査などをします。

糖尿病の診断基準は、

1空腹時の採血で血糖値が126mg/dl以上

2ブドウ糖負荷この2時間内で200ミリmg/dl以上、

3食後の採血で200mg/dl以上

4ヘモグロビンA1Cが6.5%以上

この4つから2つ以上が当てはまると糖尿病と診断されます。

 

 

 

 

 

 

3 なぜ糖尿病はやばいの?

糖尿病が問題となってくる原因は、

初期の段階では全く自覚症状がないと言うことです。

つまり、治療をせずにずっと放置しておくと気づいたときには、

様々な合併症が起きていると言うことになります

先ほどお話ししたように高血糖の状態が続くと、全身の血管が痛め付けられます。

全身の血管でも、太い血管が傷つくことで、動脈硬化が進行して、血管の壁がもろくなり、

血液中のコレステロールが血管の壁に入ることによって合併症を引き起こします、

例えば、心臓や脳の太い血管が障害されることによって、

心筋梗塞や脳卒中、閉塞性動脈硬化症などを引き起こしていきます。

細い血管が傷ついてしまうと、

腎臓や目の網膜にある細い血管が障害されていきます。

さらに、手足のしびれなど、神経の障害も起こります。

4 糖尿病の3大合併症とは?

これが、糖尿病の3大合併症と言われる

糖尿病性の神経障害、糖尿病性の網膜症、糖尿病性の腎症と言うものです。

糖尿病性の神経障害とは 高血糖の状態が続き、

インスリンの働きが悪くなって、ブドウ糖がうまく利用されないことによって

ポリオールと言う別の物質に変えられていきます。

神経の周りの結果も障害されるため、神経の伝達の働きが弱くなり、

痛みを感じるような感覚、神経や手足を動かすような運動神経の障害が起こります。

基本的には症状はしびれが起きて、その後足の裏の違和感や痛み、

こむら返りなどが起きていきます

放置しておくと、足の潰瘍や細胞が腐敗する壊疽が起こり、

最悪、足を切断しなければいけないことがあります。

これが末梢神経の障害です。

さらに自律神経が障害されると胃が持たれたり、便秘になったり下痢になったり、

立ちくらみやEDなどが起こる可能性があります。

糖尿病性網膜症は、目の網膜にある細い血管が高血糖により傷ついた血管が詰まって

破れたりして出血をすることによって視力が落ちたり、最悪失明するようなことがあります

ちなみに成人の失明の原因の第1位は糖尿病になっています。非常に恐ろしい病気ですね。

糖尿病性腎症は腎臓の働きである糸球体の血管の血管が硬くなって、

血液を濾過する腎臓の機能が低下することで、

タンパク質が漏れていきます これによって腎臓の機能が悪化していきます。

この3大合併症の中で1番遅く現れ、最終的には透析療法の必要が出てきます。

現在透析をされている方の1番の原因も糖尿病になっています。

 

 

 

 

 

 

5 薬に頼らず糖尿病が治る方法はありますか?

糖尿病は、血糖値の調整ができなくなる病気であり、治療が必要です。薬物療法による治療が一般的ですが、

薬に頼らずに糖尿病を治す方法については、以下のような方法があります。

  1. 食事療法:糖尿病の治療には、食事療法が重要です。食事療法は、炭水化物や糖分の摂取を制限し、タンパク質や食物繊維を多く含む食品を摂取することで、血糖値を安定させることが目的です。

糖尿病の方の食事療法については、以下のようなポイントがあります。

  1. 糖質の制限 糖尿病の方は、血糖値が高くなる糖質を制限する必要があります。炭水化物は血糖値を上げるため、特に白米やパン、麺類などは控える必要があります。代わりに、野菜や果物、豆類などの糖質が少ない食品を積極的に摂るように心がけましょう。
  2. 食物繊維の摂取 食物繊維は、血糖値を上げにくく、便秘の改善にも効果的です。野菜や果物、豆類、全粒穀物などに多く含まれているため、積極的に摂取するようにしましょう。
  3. 良質なタンパク質の摂取 糖尿病の方は、良質なタンパク質を適度に摂取することが重要です。魚、豆腐、大豆製品、鶏肉、卵などが良質なタンパク質を含んでいます。
  4. 食事のバランスと食べ方 食事のバランスを考えた上で、3食規則正しい食事を心がけましょう。また、食事を急いで食べず、よく噛んで食べることで、満腹感を得られ、過食を防ぐことができます。
  5. 食事の時間帯 糖尿病の方は、食事の時間帯も大切です。朝食をしっかり食べ、昼食と夕食は軽めにすることで、血糖値の上昇を抑えることができます。

以上のように、糖尿病の方の食事療法には、糖質の制限、食物繊維の摂取、良質なタンパク質の摂取、食事のバランスと食べ方、食事の時間帯など、様々なポイントがあります。糖尿病の方は、医師や栄養士の指導を受けながら、適切な食事療法を行うようにしましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2 運動療法:適度な運動は、インスリンの働きを促進し、血糖値を下げることができます。運動療法は、有酸素運動(ウォーキング、ランニング、サイクリングなど)や筋力トレーニングなどがあります。

糖尿病の人が行うべき運動には、有酸素運動と筋力トレーニングが含まれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

有酸素運動とは、心臓と肺の機能を改善し、長時間の運動をすることによって体内の酸素を消費する運動です。適度な有酸素運動には、下記のようなものがあります。

  • ウォーキング
  • ジョギング
  • 自転車乗り
  • 水泳
  • エアロビクス
  • ダンス

筋力トレーニングは、体力や筋力を向上させるために、重量を使って筋肉を鍛える運動です。適度な筋力トレーニングには、下記のようなものがあります。

  • ダンベルの使用
  • プッシュアップ
  • スクワット
  • レッグプレス
  • プランク

糖尿病の人が運動を行う際には、以下の点に注意する必要があります。

  • 医師と相談すること
  • 血糖値の測定を行い、血糖値が低すぎる場合は運動を控えること
  • 水分補給をこまめに行うこと
  • 適度な強度、時間、頻度で運動を行うこと

以上のような点に気を付けながら、適度な運動を取り入れることで、糖尿病の管理や予防に役立ちます。

4 ストレス管理:ストレスは、血糖値を上昇させる要因の一つです。ストレスを軽減するために、リラックスした状態を保つことが大切です。

以上のような方法を実践することで、糖尿病の治療や予防に役立ちます。ただし、糖尿病の症状や進行状況によっては、薬物療法が必要な場合もあります。治療方法については、必ず医師と相談することをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

糖尿病の方のストレス管理には、以下のような方法があります。

  1. リラックス法の実践 呼吸法や瞑想、ヨガなどのリラックス法を実践することで、心身のリラックスを促すことができます。継続的に取り組むことで、ストレスを軽減することができます。
  2. 運動の実践 適度な運動は、ストレスの解消にも効果的です。運動によって、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が抑制されるため、ストレスを軽減することができます。ただし、運動前には必ず医師と相談しましょう。
  3. 趣味や興味のあることに取り組む 趣味や興味のあることに取り組むことで、ストレスを忘れることができます。自分が楽しめることを見つけ、継続的に取り組むようにしましょう。
  4. ソーシャルサポートの活用 家族や友人、専門家などの支援を受けることで、ストレスを軽減することができます。話し相手や助言を求めることで、ストレスを解消することができます。
  5. 睡眠の改善 十分な睡眠をとることで、ストレスを軽減することができます。毎日一定の時間に寝る、寝る前にリラックスする時間を設ける、寝る前にスマートフォンやパソコンなどの電子機器を使用しないなど、睡眠環境を整えるようにしましょう。

以上のように、糖尿病の方のストレス管理には、リラックス法の実践、運動の実践、趣味や興味のあることに取り組む、ソーシャルサポートの活用、睡眠の改善など、様々な方法があります。自分に合った方法を見つけ、継続的に取り組むようにしましょう

以上の4つのことを

実践して糖尿病を薬に頼らず治していきましょう。

6まとめ

まとめると1番食事療法、糖質を制限し、食物繊維をたっぷり取る。そしてタンパク質をなるべく取るような食事をする。

2 運動療法:適度な運動は、インスリンの働きを促進し、血糖値を下げることができます。運動療法は、有酸素運動(ウォーキング、ランニング、サイクリングなど)や筋力トレーニングなどがあります。

3 体重管理:肥満は糖尿病のリスクを高める要因の一つです。適切な体重管理を行うことで、糖尿病の発症を予防することができます。

4 ストレス管理:ストレスは、血糖値を上昇させる要因の一つです。ストレスを軽減するために、リラックスした状態を保つことが大切です。

7糖尿病で絶対に食べてはいけない食品はなんですか?

 

糖尿病で避けるべき食品はいくつかあります。それらの食品は、血糖値の急激な上昇を引き起こす可能性があるためです。以下は、糖尿病患者が避けるべき食品の例です。

  1. 高糖度の食品 – ケーキ、キャンディ、クッキーなどの甘いデザートや砂糖入りの飲料など、砂糖が多く含まれる食品は避けてください。
  2. 白米や白パン – 精製された穀物は、糖質が多く含まれており、血糖値の急激な上昇を引き起こすことがあります。全粒粉や雑穀などの低GI(グリセミックインデックス)食品に置き換えることを検討してください。
  3. トランス脂肪酸が多い食品 – トランス脂肪酸は、心血管疾患のリスクを高める可能性があります。マーガリンやファーストフード、加工食品に多く含まれています。
  4. 高脂肪の肉類 – ソーセージやベーコンなどの加工肉や、脂肪分の多い肉は避けてください。代わりに、鶏肉や魚、豆腐などの低脂肪タンパク質源を選ぶことをお勧めします。   

 

 

 

 

治らない場合は病院へ

このようなことを実践して行ったとしても、なかなか糖尿病が改善しないと言う場合は、医師と相談しながらお薬の治療をしていければと思います。定期的な採血をしながら血糖値をしっかりコントロールすることで糖尿病は改善していきます。

糖尿病は長く付き合う病気ですので、血糖値を低く抑えつつ合併症にならないように注意することが非常に大事です。

ぜひ皆さんこの動画が参考になっていただければと思います。

くぼたクリニックでは内科的な疾患も含めてサポートさせていければと思っています。

オンライン診療もやっていますのでいつでもご相談くださいね。