発熱なしで喉(のど)が痛い、それは性病かも?!

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発熱なしで喉が痛い、それは性病かも?!クラミジア・淋菌咽頭炎について詳しく解説します!

今回のブログでは、喉の痛みが主な症状で、なかなか改善しない場合に疑われる性病、

クラミジア・淋菌咽頭炎について詳しく解説します。

 

 

 

 

 

 

 

【クラミジア・淋菌咽頭炎とは?】

クラミジア・淋菌咽頭炎とは、性行為によって感染する性病で、

クラミジア菌や淋菌が咽頭部に感染する病気です。オーラルセックスを行うことで感染する可能性があります。

【咽頭クラミジア・咽頭淋病を疑う時のポイント】

クラミジアや淋病の感染が喉に広がると、「喉の腫れ」や「首のリンパ節の腫れ」などの症状が出ることがあります。

しかし、これらの症状は通常、比較的軽度であるため、一般的な喉の痛みや風邪と誤解され、感染症であることが見過ごされることがしばしばあります。

したがって、もし喉の違和感や首のリンパ節の腫れを感じた場合は、これが咽頭クラミジアまたは咽頭淋病の可能性を示すかもしれません。そのような時には、速やかに医療機関で検査を受けることを強くお勧めします。

【症状について】

  1. 喉の痛み:

クラミジア・淋菌咽頭炎(咽頭淋病)の最も一般的な症状は喉の痛みです。風邪や扁桃炎と似た症状が現れますが、

一般的な風邪薬や抗生物質で改善しない場合は、クラミジア・淋菌咽頭炎を疑うべきです。

 2.発熱:

クラミジア・淋菌咽頭炎では、必ずしも発熱が伴うわけではありません。ですから、喉の痛みがあるのに発熱がない場合でも、この病気の可能性があります。

    3その他の症状:

口内や喉に異常な分泌物がある、嚥下時の痛み、声がかすれる、リンパ節の腫れなどが見られる場合もあります。

【検査について】

クラミジア・淋菌咽頭炎は、のどをうがいしてもらって検体を採取し、クラミジア菌や淋菌の存在を調べることで診断されます。PCR検査になります。

【治療法について】

クラミジア治療は、通常、抗生物質による内服治療が主になります。ジスロマックという内服を処方します。

特定の抗生物質が処方され、完全に治療が終了するまで服用することが重要です。

治療期間中は、再感染を防ぐために性行為を避けることも大切です。

咽頭淋病の場合は注射(トロビシン)もしくは点滴(セフトリアキソン)をします。

当院ではより確実に症状を改善させるため点滴をしています。点滴時間は15分くらいです。

また、この病気は性病の一つであり、パートナーにも感染する可能性があります。

したがって、診断が確定したら、パートナーにも検査・治療を受けることを勧めることが重要です。

 

 

 

 

 

 

【予防方法について】

クラミジア・淋菌咽頭炎の予防には、適切な性行為の知識と、感染リスクを減らす行動が求められます。具体的には、コンドームの正しい使用、パートナーとの性病検査の共有、リスクを伴う性行為の避けるなどが挙げられます。

【まとめ】

喉の痛みが続く場合、一般的な風邪や咽喉炎だけでなく、クラミジア・淋菌咽頭炎の可能性も考えられます。特に、風邪の症状がなく、喉だけが痛い場合や、一般的な治療で改善しない場合は、医療機関での検査をお勧めします。性行為による感染症は、早期発見・早期治療が非常に重要です。

健康な生活を維持するためにも、自身の体調変化に敏感であること、必要ならば適切な医療機関に相談することが大切です。