鼻水、くしゃみ、咳、目のかゆみ、それ秋花粉かもしれません⁉
秋の花粉は8~10月に飛散するものですが、今年は残暑の影響で飛散時期にズレが生じているのかもしれません。筆者も11月に入っても最近目が痒くて目薬でしのいでいます。
秋の花粉症を起こすものとして、8~10月ピークのブタクサ、イネ科(オオアワガエリ、カモガヤ)、9~11月終わりくらいはヨモギ、カナムグラがあります。厳しい残暑が終わったかと思えば急に温度や湿度が低下し10・11月と寒暖差が大きいと気道の粘膜の不調を招き、花粉症の症状を招きやすくなり長引くことがあるようです。ブタクサの花粉は粒子が小さいため鼻粘膜でキャッチされずに奥まで届いてしまい、咳や気管支症状を起こすことが多いとのことです。
対処は皆さんがご存じのように、ブタクサなどが生えている場所に近寄らない(飛散距離は数m~数十m、午前中飛散が多い)、帰宅したら衣服に付いた花粉を払う、うがい、手洗いをすぐ行う、花粉の付きやすいウールなどを避けて上衣を選ぶ、です。
これらの秋花粉のアレルギー検査として当クリニックでは、採血や中指から血液1滴で検査出来る「ドロップスクリーン」検査を実施しており、ブタクサ、ヨモギ、イネ科(オオアワガエリ、カモガヤ)のアレルギーの有無を調べることができます。毎年決まってこの時期に症状が有る!と思われたら検査を一度受けて予防することが大切ですね!(^^)!